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フォニックスかホールランゲージか

音素的なフォニックス(phonics)のアプローチに対してホール・ランゲージ(whole language)のアプローチがあります。フォニックスは部分から全体を読めるようになっていく方法ですが、ホール・ランゲージはこの反対の方法をとっています。全体から丸ごと覚えていくというホール・ランゲージという方法です。絵本の単語全体をみてその読み方を自然に覚えていくというものです。 現在でもアメリカでこの2つの手法について...

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発音練習と発音矯正

発音の勉強には発音練習と発音矯正の2つの言葉がありますが正しく使い分ける必要があります。発音練習は繰り返し発音を練習することです。発音練習では通常は回数をこなすことで発音が楽に、なめらかな発音になりますので聞き易い発音になりますが、意識しない限りは発音がより良くなっているのではありません。例えば日本語でも台詞を何度か繰り返すと発音易くなるのと同じです。しかし正しい発音を知らない外国語の場合の場合は回数を繰り返すだけで...

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リスニングと筋肉運動の記憶

音声の聞き取りに発音する時の筋肉を参考にするのでないかと言う、モーター・セオリーは根拠が無い事を説明しました。どうして英語は聞き取りが難しいのでしょうか。音を聞いてその意味を理解すると言うのはある意味の仮説処理になります。聞いた音をどの音声か判断して脳内に蓄えられているいろいろな事前知識に参照して、話者の意味を判断するもので英語だけで無く、日本語でも非常に難しいプロセスです。 音声認識システム開発の経験者からす...

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英語の音声学と英語の音素について

英語学習には大変重要な音声学と音素の用語が正しく理解されていない場合があります。ウィキペディアでは音声学を次のように定義しています。 「音声言語は文字言語に先行し、より基本的なものであることは、多くの民族の歴史や人間の言語習得を踏まえれば、誰でもわかることである。音声学とは、音韻論が音素的区別とその比較・音韻史を初めとして、言語音の本質的な意味や構造など様々な問題を研究するのに対し、物理的なものである言語音の音...

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記憶の原理と記憶の技法

英語を話すためには話す言葉と、それを話すための筋肉運動記憶しなければなりません。その難しい事をあまり意識しないでできるようにならないと、会話になりませんから、母語であろうと第二言語であろうとかなりの練習が不可欠です。英会話は誰に教えてもらっても、どんな方法を使っても、どんな教材を使っても最終的には学習者が覚えなくてはなりません。発音が良くなっても覚えられないのでは意味がありません。 最も大事なことは効率良い記憶...

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英会話学習で効果的なアプローチ

どのような教材でもまったく何も努力しないよりはましだと言えます。でもいろいろな英会話教育方法が存在しますが効率的な教材を選びたいのが誰しもの望みです。その判断の基準としてその教材や手法が科学的であるかどうかのは大事な判断の基準になります。例えば英会話を幼児のように学ぶと言うのは臨界期の存在はすでに否定できない事実なので避けるべきだと思います。それでは言葉を大人は効率よく学習できないのでしょうか。そんなことはありません...

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音声英語教育の遅れている理由

英会話学習が難しい最大の理由は言語が人間から生まれ、筋肉を使って発話され、脳を使い聴覚を使い聞いているからです。生物としての人間がする行動であるからです。生物でも植物でも科学的には解明されていない事が多くあります。 文法や作文は文字を使っているためにかなり整理されていますが、しかし言語は文法や文字を基本にできたものでありませんので、どうしても体系的に割り切れるものではありません。更に瞬間的な言葉の音声を聞いても...

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英語発音の多くの誤解

英語発音はアナウンサーのような訓練をさせたり、その他にも誤解されたりしている事が少なくありません。 その一つに日本語は胸式呼吸で発音して英語は息を多く必要とするので腹式呼吸の練習をしなければならないと言う説明を聞きますがこれは正しくありません。腹式呼吸とは横隔膜を動かして息を吸ったり吐いたりすることを言います。胸式は胸を膨らませて息をする方法です。夜寝ている時には人間の横隔膜は自動的に動き息ができます。腹式呼吸...

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言語習得の仕組み

日本に長い事滞在する多くの外国人の日本語はあまり上手ではありません。日本に長く住んでいても日本語をディープラーニングで学習しないからです。 ダニエル・コイル氏の“才能を伸ばすシンプルな本”のキーワードの1つに「繰り返し」があります。彼は次のように言っております。「繰り返しはスキルを伸ばすためのもっとも効果的な方法である。なぜなら、脳の神経回路を高速かつ正確にするからだ。」 才能を発揮する、スキルを伸ばすた...

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小学校英語教育で優先すべき事

私はもし小学生に英語を教えるのであれば発音とリスニングを優先すべきだと思います。特に会話に使われる英語の発音練習とリスニングがベストだと思います。私が今でも英語を楽しめるのは聞き取れる事、そして英語を話す機会があることです。母国語であれば言葉はどんな子供でも会話ができます。それ程楽しいものであり、誰でもできることです。 私は英語使いのプロとして長い生活をしましたが、未だに文法とか単語のスペルは好きではありません...

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臨界期の克服

臨界期は言語学習の最大の壁であり、言葉を覚える場合には臨界期を良く理解する必要があります。子供が言葉を真似るだけで言葉を覚えてしまうのに、大人になるとどうしてこうも時間を掛けなくていけないのでしょうか。臨界期がどのようなものであるかを理解すれば、その臨界期にどのように適応すれば良いかが分かるからです。 臨界期をうまく克服する方法こそ理想的な言葉の学習です。臨界期はかなりのレベルのまで克服できますので臨界期がどの...

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科学的筋トレから学ぶ英語学習

英語学習と筋トレは直接の関係はありませんが、トレーニング方法おいては参考になると思います。常識的には筋トレこそトレーニングの時間とか回数とかウエイトとかの数値を大事にしそうですが、実は現在では非常に科学的な練習をしています。それは筋肉とトレーニングの関係は比較的にシンプルで理解し易いからです。体育会系のトレーニングの世界では数十年前まではなるべく回数を多くするとか、なるべく重くするとか根性論的な練習が多かったのですが...

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第二言語習得理論(SLA)

はじめに ここでは第二言語習得理論について話します。言語を学ぶ場合に母語である第一言語と第二言語の習得は違うのではないかと言う理論です。ではその第一言語と第二言語の習得がどう違うかを説明します。 1.なぜ問題になるか 英語学では母語を第一言語、そして次の言語は第二言語と呼びます。多くの場合に第二言語は大きくなってから、つまり臨界期を過ぎてから学習する場合が多くなります。 第二言語習得と呼ぶのは...

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英語は日本語より多様性がある

すでに紹介したように英語の歴史を紐解くと長い期間をかけ、わずか15万人の地域言語から幾たびの変化とげ現在では15億人の世界一の言語に成長しました。しかし英語が言語学的に優れていた訳でなく言語の普及は経済や軍事力に密接に関係しています。 しかし英語は長い年月をかけ構造的にはシンプルに、文法的には不規則が多く、発声的には言い易いように変化してきました。その結果いろいろの言語を要素多く取り入れ純粋性よりも汎用性を求め...

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英会話能力別の効果的学習方法

英会話を勉強する場合に段階別の勉強が効果的です。それは英語である程度話せるまでの練習と、発音ができるので話すための練習と、上手に話すための練習はそれぞれが違うからです。例えば英会話を習い始めたばかりの人が何時間も英語の映画を見ていても面白くありませんし、どれ程の時間を掛けてもまったく意味がありません。理解もできないのですら、どのような音であるかも分からずに、単なる音として聞こえるだけです。特にこの中でも英語を話せるよ...

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事例基盤

言英語を言語として捉えた場合に、言語とはどのようなものでしょうか。 言語モデルに関する分類を説明します。 1.用法基盤モデル 英語を科学的にかつ効果的に学ぶためには言語システムの特徴や性質を知る必要があります。言語システムを良く知る事によって効果的な学習が明確になります。 言語をモデルとして捉えると、学校の教育では言語モデルを文法等の使い方を学ぶ用法基盤モデル(Usage-based Mode...

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語彙力をつけるための最善策

それぞれの言語には幾つの語彙があるのでしょうか。実際には誰も幾つあるか分かりません。昆虫だけでも名前のある種だけでも100万種くらいあるそうです。有機化学の名前なども含めると、一つの言語には数千万の語彙があるだろうと言われています。我々人間はそれぞれが必要な数だけのわずかな語彙を使っているに過ぎないのです。 このような無数にある語彙の語彙力というのは英語を音や文字として駆使する場合に比例的に向上するものです。も...

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日本の英会話学校の歴史

日本の英会話学校には明治維新以降からですがかなり古い歴史があります。明治維新政府は明治の初期に数千人単位で外国人教師や技師を招聘しており、英語を教育の目的で招聘された英語教師も多くいました。しかし明治以降の日本での英語教育は文法訳読法が主体でした。渡航費も高く外国に行って英語を話したり、日本で英語を話したりする機会の少ない時代には文字を理解することが優先されたのです。文字主体の英語教育は現在の中学や高校の英語教育に大...

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19世紀までの古典的英語学習方法

英語学習だけでなく、世界的に見て言語学習は昔から多くの方法が存在しました。それらの中には現在でも主流となっている英会話の教育方法に文法訳読法とディレクト・メソッドがあります。最近テレビなどの宣伝でおなじみの外国人によるディレクト・メソッドも19世紀末には確率された100年以上の歴史があります。各種のメディアがいろいろ使われている現在でもこれらの古典的な方法が使われています。必ずしも古いから悪いわけでも、新しいか良いわ...

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ホールランゲージ

言語教育では、米国に「ホール・ランゲージ」というアプローチがあります。1980年代の後半から始まった言語教育の理論と各種の実践方法が存在します。日本でも多くの賛同者がおり、実践されています。ホール・ランゲージはどちらかと言えば純粋な言語理論というよりは、学習者の実態や素朴な言語意識を基礎とした言語学習の基本的なアプローチと実践であります。ホール(whole)は部分に対する全体という意味であります。言語の学習は部分から...