音声の音の動的変化を捉える

発音教材で音の変化の法則と称する音の同化、音の連結、音の省略、音の弱化と言うの表現は正しくありません。それは、ある状況になると違う音になるのではなく、会話などではそうなると言うだけの事で、法則のように必ずその音になるわけでありません。単語が子音で終わり次の音が母音だと音が連結されると言う説明があります。現実的には多くの音が連結されて発音されており特に子音で終わり次の音が母音だと音が変わって聞こえるのです。

単語を切って発音すれば音の同化、連結、省略、弱化は発生しません。しかし会話などでは音の同化、連結、省略、弱化が頻繁に発生します。またこの変化は法則があって存在するのではなく、発音し易くすると音声は音のストリームであるためにそうなるだけです。

音の連結では、前の単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まるときなどは音が違って聞こえます。それは英語の音声は始めから、音が連結された音のストリームなのです。

英語では通常音素ベースで数えると15音素から25音素くらい発話しております。その音素を15分の1秒とか25分の1秒単位で音をコントロールできません。我々人間は連続的に変化させる事しかできないのです。

調音音声学では45の音素があると仮定しております。モデル的にそう考えているだけです。その音が違うようの聞えるために、音素の音が変化すると理屈を付けただけです。

英語の発音は音のストリーム捉えるなら、つまり音の変化をそのままとらえるなら、音の変化など覚える必用はありません。音の変化は音のストリームで全て自然に発生します。

英語の音声が音のストリームであるならば、音声で聞くべき所は音の変化、つまり動的変化を捉える事が重要です。聴覚は絶対的な音素より、音の変化を敏感に感じます。

では音声を動的に捉えるにはどのように取り組んだら良いのでしょうか。

それは最初から英語の発音は音の実体を真似すべきです。音声の音はつながったものであり、その音の動的変化、つまり動きのパターンの類似性を聞き取っています。すると真似すべきはその音の連続性と動的な類似パターンなのです。

錯覚で聞いた音素ベースで話すと、実際にない音を使うためにロボテックになる弊害があります。

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