リスニング一覧

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英語に基本の音は存在しない

化学では水を酸素と水素に分解したり、酸素と水素を燃やしたりして水にする事ができます。化学的な参照単位である酸素や水素が存在するからです。「素」を知ることができれば、理論上は素材から何でも作る事ができます。英語でも音声を音素に分解したり、文章を形態素に分解したりする事があります。 音声を音素に分解して認識するのが音素ベースの音声認識です。音素や発音記号の発音を覚えて単語や文章の発音をするのが音素ベースの発音練習で...

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英語を発音できても聞き取れない

発音ができるとはどういう事でしょうか。走り高飛びで1m 50cmを飛べると言うことはまず、バーを1m 50cmに合わせ、それを落とさないように飛べると1m 50cmを飛んだ証明になります。言葉の発音の場合にはこのバーに当たるものがありません。例えば「あおい」と発音しようと思い場合に「あ」の音の絶対的な規定や定義はありません。日本語でも英語でもどの音声学の本を読んでも「あ」を音響的に定義していないのはそのためです。音の...

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リスニングとリーディングの関係

英語のリスニングが良くなるとリーディングも良くなると信じている人がいますが必ずしも正しくありません。それは第44回大学英語教育学会全国大会で入賞された大石晴美氏の研究では英語の文字の理解の仕方と英語の音の理解の仕方には多様性があるとしています。光トポグラフィで脳の血流を調べる実験の結果、英文を読む場合に英語の音と同じような認識のする人と、別の処理の方法をする人がいると言う事です。ではどちらが効率的かと言われれば英語を...

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英語リスニングのポイント

既に英語が聞き取れないのは発音がてきないからではないと説明しました。英語が聞き取れないのはその音を聞いても、自分の知っている音として思いだせないからです。単純に音を覚えていないだけの事です。しかし、問題は物理的に不安定な言葉の音を覚えると言うのは大変に難しい事です。発音ができれば済むような単純は話ではありません。日本人の英会話上級者でLとRが完全に発音できても、完全に聞き訳できる人はほとんどいないと思います。 ...

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音声を聞く時は錯覚に気付く

2006年5月29日の日経新聞で順天堂大学の北沢茂氏の研究で脳が順序を錯覚する事を明らかにしました。これは右手を左手より0.08秒先に刺激する事件を続けて、その後両手を同時に刺激すると被験者は右手を先に刺激したと感じるようになったと報告しています。これは日常生活では脳の正確な判断の邪魔になる他の刺激が多いので、刺激から受けた感覚の信号だけでなく経験を基に判断する仕組みができているため、錯覚が起きると研究グループは決論...

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自然な英語のリスニング練習

スポーツにおいて視覚能力を高める事は大変重要ですが、視覚を鍛えるのは難しい事です。実際の運動をするのではなく、もっと効率の良い方法として視覚付加トレーニングが考案されました。これは愛知工業大学の石垣尚男氏が考えたもので、特別なゴーグルを使い、電機が流れると曇って見えなくする方法です。これは見える時間と見えない時間を0.1秒刻みで設定することができます。かけた人は目を何回も瞬きしたような感じになります。 スポーツ...

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どこまでリスニングができるか

英会話の教材で発音できれば聞き取れると言う、簡単な説明が多く見られますがもう何度も言ってますが、正しくありません。 言語は英語でも日本語も聞く方が非常に難しく、発音や自分だけの問題ですがリスニングは話す人全部が相手です。しかも、音を聞き取りそしてその意味を理解しなければなりません。音が聞き取れても意味が分からなければ、リスニングは失敗に終わります。英語のリスニングは難しいのは、英語の学習者の初期の段階だけでなく...

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英語の音声認識は事例基盤

.私は英語のリスニング力を高める練習をするために、脳で音声をどう認識しているのかに非常に関心がありまして。そのため英語の音声認識のソフトの評価をしていた英語耳の松澤さんの掲示板で音声認識の議論をしました。 そして長い議論の末、2006年に松澤さんは英語の音声認識は英語耳で説明する43の音素ベースの認識でなく、音声の動的変化、つまり音のストリーム・ベースである事を100%認めてくれました。これが音のストリームを普...

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リスニングと筋肉運動の記憶

音声の聞き取りに発音する時の筋肉を参考にするのでないかと言う、モーター・セオリーは根拠が無い事を説明しました。どうして英語は聞き取りが難しいのでしょうか。音を聞いてその意味を理解すると言うのはある意味の仮説処理になります。聞いた音をどの音声か判断して脳内に蓄えられているいろいろな事前知識に参照して、話者の意味を判断するもので英語だけで無く、日本語でも非常に難しいプロセスです。 音声認識システム開発の経験者からす...

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英語のディクテーション

ディクテーションとリスニングは正確に聞く事は同じですが、最終目的は微妙に違ってきます。日向清人氏は彼のブログで次のように説明しています。 「一般に、ディクテーションについては、英語を音として聴き取ってから、それを書き言葉として再構成するのは、そのこと自体、学習課題として大きな意味合いがあるとされたりしますが(Davis & Rinvolucri Dictation: New Methods, new p...

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音声の音の動的変化を捉える

発音教材で音の変化の法則と称する音の同化、音の連結、音の省略、音の弱化と言うの表現は正しくありません。それは、ある状況になると違う音になるのではなく、会話などではそうなると言うだけの事で、法則のように必ずその音になるわけでありません。単語が子音で終わり次の音が母音だと音が連結されると言う説明があります。現実的には多くの音が連結されて発音されており特に子音で終わり次の音が母音だと音が変わって聞こえるのです。 単語...

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臨界期後は音の判断力が低下

臨界期を過ぎると子供のように簡単に真似る事ができません。臨界期前の子供は優れた能力を持っています。東大の峯松信明氏は子供の言葉の特徴を解析しても母親を特定できないと言っております。 峯松氏は私には今年9 歳になる娘がいますが、彼女が言葉を獲得していった過程を見ると、機械がやっていることと、非常に大きなギャップがあると言います。子どもは主に母親の発声を聞いて言葉を覚えますが、母親の声色をそのまま出そうとはしません...